こーんにちわーっ!
初めましての方は初めまして!そうじゃない方はお久しぶりです!
ほかほか北海道出身!道産子どっさり!うさぎです!!
演劇版「りつとにじのたね」に客演として参加しておりましたが、
演劇集団 LGBTI 東京の居心地の良さと温かさに惹かれ劇団員となりました。
隅から隅までずずずいーっと、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、そんな「りつとにじのたね」の岡山での公演は10月の15日と16日、
なんと川の中州にある橋の下の公園で行われました。
橋が屋根替わりになるとはいえ雨が降ると地面がびしゃびしゃになってしまう環境のため、
天気がどうなるかドキドキでしたが2日間とも晴れ、無事に公演を終えることができました。
お越しくださった方々、本当にありがとうございました!
様々な年代の方が笑ったり目を潤ませたりしながら見ている姿に、
私たちも強く心を打たれました。
特に印象に残ったのはポスターで公演を知り、見に来てくださった親子。
すごく真剣に見てくれて、終演時に自転車のハンドルを忘れてはけた私に「じてんしゃわすれてるよー」と教えてくれました(笑)
公演後、親御さんに見に来た理由を聞いてみました。
理由は「LGBT が勉強ごとになる前に知っておいてほしかったから」
私は
「LGBT が特別な言葉じゃなくて、腫れ物に触るような扱いじゃなくて、本の中やテレビの中の話じゃなくて、
左利きくらい世の中に当たり前に存在していて、当事者もそうじゃない人も適度な感じで共存できるような社会にしたい」
というのが目標で、でもそれにはものすごく時間がかかるだろうなって思っていたので、
なにか進んだ未来を見たような気がして目から鱗が落ちました。
いつか授業でそれを習ったとき。
自分の周りに当事者がいたとき。
あの日見た劇を思い出してもらえたら嬉しいです。
見てくれた人の心に「にじのたね」を届けられたらいいなと思いながら演じていましたが、
私たちが「様々な想いのたね」を受け取った公演となりました。
種はいつか芽を出し、やがて花が咲き、実を結びます。
この先どんな果実となるか。
劇団と見に来てくれるみなさんと共に成長してゆければと思っております。