こんにちは。演劇集団LGBTI東京の有田逸馬です。今回は11
○「ここにいるよ」あらすじ
高校2年生のあーこは、ある日スマホデビューを果たした。
有田:改めて、劇団の成り立ちについて教えてください。
小住:私は元々、中学から演劇をやっていて、その仲間の中にLG
有田:普段はLGBTを直接扱わない作品が多いですが、
小住:うちの劇団でやる演目では、
有田:なるほど。では、なぜ「ここにいるよ」では、LGBTを題
小住:今回は去年の再演ですが、去年から高校の教科書にLGBT
有田:それはとても大事なことですね。
小住:リアリティです。この作品の中で出てくる人の話は、私や、
作品に出てくる先生は理想の先生というか、
LGBTって聞くと波瀾万丈と思われがちですが、
あとは10年前の話を交えることで、
有田:ナナさんは今回、主人公のあーこを演じられますが、
ナナ:自分のことだな、と思っています。中学生のころ、
有田:あーこをとても大事にされていますね。
ナナ:あーこの置かれている状況や悩みも自分そのものですが、1
あと、めっちゃアナログです(笑)。文明の利器に疎くて、
有田:お二人の考える、この作品の見どころを教えてください。
ナナ:最近、LGBTの人が当たり前の存在として出てくる作品が
小住:まずは、
ナナ:人間っぽいですよね。
小住:そう。あと、70分で7人出てくるんですけど、
あとは、やっぱり、
ナナ:本当にそうかもしれないです。「テレビの中?いや、
有田:まさに「ここにいるよ」ですね。では、演劇集団LGBTI
小住:今はLGBTが社会的に注目され、
ナナ:その通りですね。私は優利子さんの考え方に共感して、
有田:最後に、みなさんに伝えたいことはありますか?
小住:高校生のとき、セクシュアリティに悩むのは、ある意味、
ナナ:そうですよね。アライの方が増えたら嬉しいですよね。